川口市が面白い!川口未来創造異業種交流政策集団(KFC研究会)

■有山佳伸 「ファイナンシャルプランナーのマネー講座」

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老後の資金について考える

人生100年時代と言われ、長生きリスクなどという言葉が出てくる現在、これからの資金を考えてみましょう。
皆さん、「リタイアの時期はまだまだ先」と思って、準備を後回しにしてませんか?

仮に65歳で退職したとして、退職後の生活はいつまで続くのでしょうか?
平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳ですが、死亡数が最も多い年齢は、男性87歳、女性93歳です。
そうすると、20年~30年、退職後の生活が続くことが予想されます。

公的年金は現役世代が高齢者を支える制度です。
1965年には65歳以上の高齢者1人を9人で支えていましたが、2015年には2.1人、2050年には1.2人で支えることになりそうです。

現在でも公的年金があるから安心、と思っている方は少ないと思いますが、ゆとりある老後生活費は月額34.9万円と言われています。
公的年金では会社員の方でも13万円ほど足りない金額となっています。

時間を味方につける、という言葉があります。
できるだけ早く、将来を見据えた準備をすることが大事ではないでしょうか。

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