星野裕子(エステティシャン)エルクレスト-川口未来創造異業種交流政策集団(KFC研究会)

■星野裕子 エルクレスト下北沢(エステティシャン)星野メソッド『美と健康の玉手箱』

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2018年5月・・・紫外線対策

紫外線ダメージから肌を守るためには正しいUVケアと日焼け止め化粧品の選び方が 重要です。

■紫外線の怖さはズバリ「肌の老化」です。
 しみ、しわ、たるみ、くすみ、これ全〜部 紫外線の仕業です。
 ではこれをどう防いでいくのか、日焼け止め化粧品をうまく使用することです。
 紫外線にはA波(最も波長が長く窓ガラスも透過して真皮の深層まで 透過する)と B波(波長は短く雲や雨の日、冬は少ないですが、表皮の深層までまで透過し活性酸素を発生させます)がありA波の日焼けは黒くなり(サンターン)B波は 赤くなったり水ぶくれを起こし(サンバーン)皮膚に強いダメージを与えます。
 その両方を防ぐことが肝心になります。

■日焼け止め化粧品を選ぶ POINT 1

 A波のカット効果を示す「PA」の指標は「+」やや効果あり、「+ +」効果あり、「+++」非常に効果があります。
 B波のカット効果「SPF」の指標は「1」で20分、「30」で600分10時間と言う計算です。
  よく「SPF」40.50、と言うものを見かけますが、肌への負担が大きいので注意が必要です。

■日焼け止め化粧品を選ぶ POINT 2

 成分は紫外線吸収剤と散乱剤の 2種類に分けられますが、吸収剤は 肌の上で化学変化をする化学物質で 紫外線の影響を和らげます。散乱剤は 肌の上で紫外線を反射させる物質で 金属を酸化させた粉体や 微細な粘土質の粉などです。 日焼け止め用の化粧下地は毎日使用したり、敏感肌の方には「紫外線吸収剤フリー」をお勧めします。 散乱剤は白っぽくなりやすく下地には不向きですが、肌のことを考えるとお勧めです。また 塗る量が少ないと当然効果も下がります。ベタついてイヤという方もいますが頬骨、鼻頭あたりだけでも少し厚めに塗りましょう。

■より確実な紫外線カット POINT 3

 パウダーファンデーションの重ねるよりです。リキッドファンデーションやクリームファンデーションは紫外線吸収剤を含むことがありますので、普通のパウダーファンデーションを選び、日差しの強い時は 何度も何度も重ねていきます。
 この他 男性も含めて 「UV加工のシャツ」目からの紫外線でも 肌が焼けるので、「サングラス」「日傘」「帽子」「ビタミンA.C.E」の摂取がとても重要となります。
 そして 日焼けをしてしまったら 肌を冷やし消炎、鎮静するジェルやクリーム「 ビタミンA.C」入りのジェルやクリームを たっぷり塗り、活性酸素除去のため「ビタミンA、C.E」を 大量に 飲みます。

 曇っていても、短時間でも、部屋の中でも油断できない紫外線。
 紫外線の蓄積はお肌を老化させ 身体も老化させるので、紫外線を浴びない工夫や対策をしっかりしていきましょう。

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