星野裕子(エステティシャン)エルクレスト-川口未来創造異業種交流政策集団(KFC研究会)

■星野裕子 エルクレスト下北沢(エステティシャン)星野メソッド『美と健康の玉手箱』

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2018年7月・・・スキンケアの基本 W(ダブル)洗顔

■クレンジング+洗顔

クレンジングの目的は、油の汚れを落とすこと! つまりメイク品、日焼け止め、自分の皮脂を油分で浮かせて落とします。そのため油分と界面活性剤が配合されています。界面活性剤と聞くと「肌に良くない」と認識されている人も多いようですが、油分と水の橋渡し役が どうしても必要で、短時間に簡単に洗い流せるようになるのです。クレンジング量には配合バランスによっていろいろな形状があり 刺激の強い順にシート、リキッド、オイル、ジェル、クリーム、ミルクタイプ となります。
ミルクタイプはメイクとのなじみが悪く 界面活性剤を強く使用しているものが多いので クリームかジェルで 固めの物をお勧めします。
そして気をつけたいのが使用量で、少ないと肌をこすって摩擦で痛めます。たっぷりつけて油分の汚れを浮かせるように 手早くソフトに 1分位で終わらせてください。脂性肌の人は 2〜3分かけて 小鼻や鼻先、顎などを 丁寧に馴染ませます。

次に洗顔ですが、洗顔は汚れを落とし、肌を清潔に保つのが目的です。 洗顔料を選ぶ時は乾燥肌から脂性肌まで 様々なので、肌質に合わせて選びましょう。
最近は潤いを与える しっとりタイプや美白用など ありますが、すすぎで流れるのと、少し油分が残っていても 化粧水や美容液の浸透を妨げることになりますので、あまりお勧めしません。そして泡立てネットやスポンジでレモン1個分の泡を細かくして 円を描くように軽く 1分位で汚れを落とします。
最後にお湯の温度ですが、31〜33℃が適温で皮脂が溶ける温度です。それよりも熱いと油分が奪われ乾燥肌に、冷たいと皮脂は皮膚に残って脂性肌になりますので 自分に合った洗顔料を選び、ぬるま湯で 丁寧に こめかみやフェイスライン、髪の生え際などに 泡が残らないように気をつけて洗い流しましょう。

皮脂が多いこの季節 毎日の朝、晩の ダブル洗顔で 美しい素肌を作りましょう。

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