川口市が面白い!川口未来創造異業種交流政策集団(KFC研究会)

歴史が面白い!(4)

    

芝園団地と多文化共生モデル

歴史は、時代をさかのぼり、色々調べていくところに『歴史を学ぶ面白さ』を感じますね。
そこで、このページは、そんな楽しみ方を感じてもらえるように思考の流れにそって作ってみました。


■芝園団地は、ある意味、これからの社会の縮図。
■外国人が増えた団地で日本人と外国人がどう団地の自治を作っていくかが問われていく中で、
 商店会が動き、芝園スタジオや大学生が立ち上がり交流のイベントを通じてコミュニケーションをとっている。
 多文化共生のモデルになっている。


■芝園団地の歴史を調べてみた。
■左図(1965-1968年の地図)日本車両       右図(1975-1978年の図)芝園団地
  
地図は、今昔マップ 時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」埼玉大学教育学部 谷 謙二(人文地理学研究室)

芝園町 Wikipedia
 1934年(昭和9年) 日本車両製造東京視点蕨工場が作られた。1945年火災、復旧、1970年頃廃業
 1972年(昭和47年) 日本住宅公団(現:UR都市機構)により団地建設着工 
 1980年代後半から華人(中国人)が来日、留学生、就学生として来日、その後、技術者として在留
 芝園団地の外国人住民数(1997年:平成9年208名→2017年:平成29年約2,500名) 
   2015年中国人世帯数が日本人世帯数を上回る
 芝園小学校(~2008年:平成20年閉校) 芝園中学校(~2013年:平成25年閉校)
■ここから時代が変わる。
 2012年管理事務所に中国語通訳が常駐
 2013年芝園団地商店会が「ニーハオ芝園フェスタ」日中文化交流イベント開催
 2014年国際交流イベント「芝園にぎわいフェスタ」開催
 2015年一般社団法人アプリュス芝園スタジオが花の絵を書いたアートを披露
   ※芝園スタジオは、廃校になった芝園中学校を利用して、美術作家を志す若手作家が集まっています。
   
 2015年大学生ボランティア「芝園かけはしプロジェクト」始動
   ※このプロジェクトは、新聞記事等でも取り上げられています。
    Facebookページ
 2015年あしたのまち・くらしづくり活動賞(総務大臣賞)
 2016年日本人住民と外国人住民とで芝園多文化交流クラブ開始
 様々なイベントを企画

 多文化共生のモデルとして今後もこの活動に注視いていきましょう!


【参考にした情報源】
 Wikipedia 芝園団地
 一般社団法人アプリュス芝園スタジオ
 芝園かけはしプロジェクト


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